24歳で無計画フリーランスの現実。

私は24歳で職場を辞めました。

その後

フリー①→就職→フリー②→就職(今)

で今に至ります。

結論「無計画にフリーランスはおすすめしない、準備ができているなら大いにおすすめする」です。

フリーランス歴は合計で2年ほどです。

「フリーランスで成功すれば自由な時間と高収入が手に入る」

そんなキラキラストーリーで溢れているSNSですが現実は違いました。

理想を追いかけたリアルなストーリー、痛感した現実から私が得た教訓を解説していきます。

この記事では、これからフリーランスになりたいと思っている方や、既に活動を始めたけれど迷いを感じている方に向けて、私の経験を共有します。

目次

フリーランスとは

フリーランスとはこのように説明できます。

個人事業主が働き方ではなく個人で事業を行う「事業の形態」を指すのに対し、フリーランスは企業に所属せず自由に仕事を請け負う「仕事の受注形態」を指します。両者は対等に比較するものではなく、「個人事業主としてフリーランスで働く」こともあり得ます。

マネーフォワード

要は会社に属さずに働く形態のことです。

私も自分で仕事を取ってきたり、業務委託というカタチで仕事をいただいたりして過ごしていました。

フリーランスのなり方

みなさんフリーランスにどうやってなるかは分かりますか?

簡単です。

1.会社を辞める

2.自分で稼ぐと心に決める

3.開業届を出す(個人事業主になる場合)

会社以外の収入があれば別ですが、会社だけの収入で生きている場合は収入がプツンと途切れます。

フリーランスになったストーリー

2.png

冒頭の通り、フリーランスと就職を行ったり来たりしている人生を送っています。

それぞれについてどんなストーリーがあったか解説します。

先に現実の方みたいよ!って方は3章へお進みください◎

フリー①

初めてフリーになったのは24歳で、3月から8月末までの6ヶ月間でした。

フリー転身の経緯

体調を崩したのもあり、会社を休んでいました。

会社に属した働き方に嫌気がさしていた時にyoutubeの稼ぐ力の動画を見ていました。

「みんな起業した方がいい。」

自分に都合のいいワードだけを鵜呑みにしてフリーになろうと決心しました!!

・まずは副業で小さく始めて

・副業の売り上げが大きくなってきたら

・生活防衛資金は必要

といった前提があります。

生活防衛資金以外の前提を無視してやったところ全然稼げませんでした。笑

生活防衛資金については新卒1.2年目のためる力のおかげで貯まっていたので大事には至りませんでした。

合わせて読みたい新卒2年で300万貯めた話

失業保険ももらえなくなる頃に、フリーは一時中断して就職しました。

就職①

体調に懸念があったこともありパートでの就職。

次は準備した状態でフリーを迎えようと仕事をやりつつも副業を再始動しました。

できたこともたくさんありましたが、次は業務委託契約で仕事をするという選択をしました。

仕事内容が合わなかったこともあり、1年未満でやめて業務委託+副業という形をとりました。

フリー②

業務委託+副業の期間は1年半ほど続きました。

業務委託で最低限の収入を稼ぎながらの生活をしました。

しかし、業務委託契約は仕事がない状態よりは安定していますが、相手先の都合でキャンセルになったり、突然契約が終わることもあり安心できる暮らしではありませんでした。

何より通勤に時間がかかりました。

1時間5000円の仕事に片道1時間半かけていく。

そんなことも珍しくありませんでした。

収入も多いわけではなく、ついに2回目のフリーも断念しました。

フリーランスの現実

3.png

• 自由な働き方
• 収入に上限なし
• 好きを仕事にできる
・好きな時に仕事ができる
「フリーランスで成功すれば自由な時間と高収入が手に入る」

みなさんの理想はこんな感じでしょうか?

現実

◎自由な時間は増えた

◎やりたいことはできた
△収入の波が激しい
△経済的不安が襲いかかる
△時間管理が難しい
△孤独を感じることも多い

実際に飛び込んだ私が感じたのは、それ以上に厳しい現実でした。

前章でも述べたようにフリー

私が感じた現実について実際どんな感じだったのか解説していきます。

自由な時間が増えた

フリーになりたい理由で1番魅力的に感じたことです。

実際、自由な時間はたくさんできました。

誰にでも予定を合わせられる、

いつでも旅行に行ける

いつでも誰にでも会いに行ける

そんな状態ではありました。

時間だけが欲しいのあればフリーはおすすめです。

経済的不安

時間はできたので、お金もあればサイコーでしたがそうはいきませんでした。

収入の波が激しいのはもちろんですが、そもそもそんなに稼げていません。

多くて25万越え、少ないと15万以下。

額面でこれです。

最低限の生活しかできていないと経済的な不安が襲いかかります。

今が貯め時なのにこれでいいのか

将来どうやって生きていくんだ

でもフリーの生活捨てたくない

そんな葛藤をする毎日。

経済的に貧しい人はIQが落ちると言いますが本当にそうだと実感しています。

フリーの時は自分はそんなことないと思っていましたが今考えると余裕を持って考えられてはいませんでした。

稼げそうなことはなんでも挑戦して、成果が出ないとすぐ次へ。

そんなすぐに成果が出るわけもないのに継続して育てていくという思考ができませんでした。

フリーから得た失敗を減らす教訓

フリーを二度も経験し、断念している経験からみなさんにもこれを守れば失敗確率は減るということをお伝えします。

過信せず副業でコツコツが最短

「しっかり勉強しているから自分なら成功する!」と考えて飛び込みましたが簡単ではありませんでした。

勉強で得た知識は重要ですが、見聞きするのと実際にやるのは全く違います。

もし勉強だけで誰でもFIREできるなら苦労はしません。

まずは安定した収入を得ながら、副業で会社以外での稼げる柱を育てていく。

そしてその副業が本業を超えて稼げるようになってから独立を考えるのが安心のルートです。

先に独立するとコツコツやる余裕がなくなってしまうからです。

自分の力を過信せず、地道に少しずつ積み重ねることが最短ルートです。

生活防衛資金だけじゃダメ

フリーは生活防衛資金は1年分あればいい。

そう言いますが、目減りしていく自分の貯蓄にどれだけ耐えられるでしょうか?

ある程度の収入がありながらも貯蓄を取り崩して生活するのとは違い、収入が0だとごっそり消えていきます。

最初はフリーになった高揚感と今後への期待などもありなんてことないでしょう。

時間が経つにつれて高揚感と期待は焦りへと変わり、貯蓄の減る額がそれをまた煽るように現実を突きつけます。

焦って不安を募らせる状況に陥るよりも、ある程度の収入がありながら、生活防衛資金を取り崩しつつ、新しいことに挑戦していくことをおすすめします。

まとめ

今回は24歳でフリーになった現実について解説しました。

フリーは自由な時間、好きな仕事、青天井の収入でキラキラした生活を思い描きやすいです。

ただしそれは一部であり、準備の不十分な人間が急にフリーに転身すると痛い目に遭います。

その中で得た経験、知識、仲間もたくさんありますが、安定した生活は得られませんでした。

仕事を辞めたい。

その気持ちもわかりますが、会社勤めの安心感は絶大です。

副業であればその傘に守られながらも挑戦することができます。

まずは地道にコツコツ副業を育てていきましょう。

私もフリーを諦めたわけではありませんので、これからも挑戦は続きます。

これを読んでフリーランスの現実を理解し、私と同じ過ちをおかさずに自由への道を歩んでくれる人が増えると嬉しいです◎

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