「お金が足りるかな…」と感じてしまうのは、収入が足りていないか、自分がいくら使っているかを正確に把握できていないかの2つが大きな原因として挙げられます。
収入が足りないことに関しては転職で年収をUPしたり、副業で収入を得たりする方法があります。
一方、いくら使っているかに関しては自分の管理次第で不安を解消することができます！
特に「何に、どのくらい使っているのか」が見えないと「今月あといくら使えるんだろう…」と、常に不安を感じながら過ごさなければなりません。
不安なく過ごすことができるように、今回はお金の不安を解消するためにやっておくべきことについて3つと、私が1番大事だと感じる忘れちゃいけないマインドについて紹介します。
1.家計簿をつける
家計簿をつける一番のメリットは、お金の流れがハッキリ分かることです。
普段なんとなく使っているお金も、記録することで「いつ」「何に」「いくら」使ったのかが見えてきます。
これが見えないままだと、「気づいたらお金が減ってる…」と感じて不安になりやすいです。
使った内容が分かれば「なるほど、あの出費が大きかったんだな」と冷静に把握できます。
実際に私が開いた家計管理オフ会でも家計簿をつけたことによってお金の流れがわかりやすくなり、不安が減少したという声もあります。
お金の流れを「見える化」するだけで、安心感が生まれます◎
改善するポイントが分かる
家計簿をつけると、自分の支出の中でどこに改善ポイントがあるかが自然と見えてきます。 毎月の支出を見返すことで「この出費は減らせそうだな」というポイントを発見できます。
意外と多いのが、固定費です。
スマホ代、サブスク、保険料、電気代など、毎月必ず払う必要があるものですが、本当に必要か？と考えるキッカケになります。
私も家計簿を見て、以前はahamoを使っていましたが、もっと安い方法ないかと模索した結果、日本通信SIMに乗り換えて月1,800円ほど安くなりました。
こうした節約は、「何となく」でできるものではなく、家計簿をつけて現状を把握したからこそ実行に移すことができます。
未来の計画が立てやすくなる
家計簿をつけると、過去の支出を把握できるだけでなく、これからどう使っていくかを考える材料にもなります。
たとえば、「1ヶ月で食費はこれくらい」「趣味にはこのくらい」と把握できれば、今後の予算も立てやすくなります。
また、結婚、出産、住宅購入、老後などなど将来のライフイベントに直面した時、どれくらいお金が必要になるのかを見据えて準備もしやすくなります。
私も理想の生活費を家計簿をベースに考えたことで、
・今の生活維持に必要な最低限の収入
・理想の生活を手に入れる理想の収入
のどちらも把握することができており、FIREを目指す上でもブレずに計画を立てられます。
未来の計画を立てるには、まずは「今」の支出を知ることが必要不可欠であり、家計簿はそのための最強ツールです。
2. 満足感のある支出と少ない支出を区別する
お金の不安を減らすには、「ただ節約する」だけでは不十分です。
重要なのは、自分にとって満足感のある支出をしっかり把握し、あまり満足していない支出を減らすことです。
満足感の高い支出とは？
自分が大切にしている趣味や、友人との食事、旅行など、 「これはお金を使ってよかった！」と思える支出は、心を豊かにしてくれます。
私であれば旅行や実家に帰省する出費はいつも良かった思える支出です◎
こうした支出は、たとえ金額が大きくても、無理に減らす必要はありません。
むしろ、今を存分に楽しむという思い出資産を貯めることにもなり、将来の自分の心を満たしてくれます◎
満足感の低い支出はどこにある？
一方で、なんとなく払っている支出、惰性で続けているものは、 本当に自分にとって必要かどうかを見直ししてみましょう。
月に1回も使わないサブスク、コンビニでの無意識な買い物、つきあいで参加しているだけの飲み会など。
こうした支出は、意外と多くのお金を奪っていることがあります。
私は満足感はありましたが全然使う機会がなくなってしまったバイクを手放しました。寂しい気持ちはありますが、ずっと雨風にさらされるのもかわいそうですし、維持費もかからなくなったので後悔はしていません。その分を自分の満足な支出に回しています。
お金の不安を減らすには単に節約するのではなく、 「満足感の高い支出」を優先して、「低い支出」を減らすというメリハリが重要です。
そのためにも、家計簿をつけると同時に、「この支出は満足だったか？」と自分に問いかける習慣を持つようにしてみましょう。
3. 今後の人生プランを考える
お金の不安の正体は「これから先、どうなるか分からない」という不確実性です。
その不安を減らすには、未来について「自分なりの計画」を持つことが有効です。
ライフイベントを見据える
人生にはさまざまなイベントがあります。
結婚、出産、住宅購入、子どもの教育、老後など——。
これらに対して「いつ、どれくらいお金が必要になるか」を考えておくことで漠然とした不安を「準備できている」という安心感に変えられます。
自分の理想の生活を描く
将来、どんな生活を送りたいのか？
どこに住んで、どんな働き方をして、何を楽しんでいたいのか？
自分の理想を言葉にすることで、必要な金額や準備するべきことが明確になります。
私も、自分の理想の生活費を算出したことで「月にこれくらい稼げれば、安心して暮らせる」というラインが見えました。
その結果、FIREを目指すにしても、現実的なステップが見えてきたのです。
計画を立てることで不安は小さくなる
お金の不安を完全に消すことは難しいかもしれません。今の状況を把握し、未来を計画することで、その不安は確実に小さくなっていきます。
計画は、完璧である必要はありません。 ざっくりとでも「これからどうするか」を考えること自体が、お金の不安を和らげる強力な武器になります。
忘れちゃいけない「今に集中すること」
家計管理をしっかり進めていくと、今よりもっと支出を最適化していけばより早く資産を増やすことができることに気がつきます。
「今よりもっと多く投資に回せば…」
という思考が最大のジレンマです。
もちろん早く資産形成をすることはできますが、
今は充実しているでしょうか？
満足度の高い支出までカットしようとしていませんか？
日々の生活にケチケチしすぎていませんか？
増えた投資の種銭で将来いくらになるかシュミレーションばかりしていませんか？
これらの質問に自信を持って「そんなことない！」と答えられる方はそのまま資産形成を進めてください◎
「あ、やっちゃってるかも…」と思った人は今に集中してみましょう。
今の質問は私が実際に資産形成を早めようと思ってやってしまっていたことです。
・今の瞬間しかできないこと
・若いからこそできること
・今の生活スタイルだからできること
じょうすけ今の自分に焦点を当てよう！
人生は資産多く持った人が勝つレースではありませんし、多く持っていても不幸な人や使い方が残念な人はいます。
あなたの人生にはあなたの使い方がある。
家計管理で将来の不安を軽減しつつも、今にも集中できるスタイルでコツコツ進んでいきましょう◎
やってみなはれ！
お金の不安は、自分の現状が見えないこと、未来が不透明であることから生まれます。
だからこそ、
1. 家計簿をつけて、現状を見える化する
2. 満足感のある支出を大切にし、少ない支出を減らす
3. 今後の人生プランを考え、計画を立てる
少しずつでもいいので、今できることから始めてみましょう。
不安は、動くことでしか消せません。
「やってみなはれ」の精神で家計見直しに取り組んでいきましょう！
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